2017年07月10日

【歌声の会】声の力

●声には力がある

昨日は新潟市で「歌声の会」の定例会でした。

日本歌曲『落葉松』を歌ったときの体験を送ってくださった方がいます。


> 「落葉松」を思いっきり歌っていたときは、
> 感情とは関係なく泣きそうになりました。
> 「小鳥の雨〜」のところで、突き抜ける感じでじわっと涙が出て
> そのあと穏やかになるところでは、ゾクッと鳥肌が立ちました。


いいですねえ。声の力に触れましたね。

それが共鳴の力です。共鳴発声法が身についてきた証拠ですよ。

声には人を感じさせ、動かす力があります。

また別の見方をすると、「音楽の力」に触れることのできる声が出せた、ともいえます。

音楽で「ゾクッと来る」フレーズって、ありますね。

作曲家による魔法です。

しかし、声の色によっては、たとえば喉の詰まった苦しそうな声で歌われても、聴いている人の喉まで詰まって苦しくなりはしても、ゾクッともジワッとも来ない。

魔法が有効になるか無効のままかは、音(声)の質で決まります。

共鳴を捉えた響きで声を鳴らしたとき、声が音楽になり、音楽が聴く者の心に届きます。

「歌に感動」というと、誰かが歌うのを聴いて感動するケースを思い出すかもしれませんが、良い声が出せるようになると、自分で歌いながら「わっ、イイ歌!」とゾクッとするのです。

また歌いましょう。


【歌声の会】
日時:不定期(こちらのカレンダーでご確認ください)
http://mf07.com/
場所:フェルマータ2階(新潟市中央区上近江)
料金:3,240円(中学生以下は半額)
内容:日本の古い歌でハモる

「歌声の会」は、日本の古い唱歌でハモる会です。
 詳しくはこちらのページをどうぞ。
   ↓
http://mf07.com/song.html

※歌声の会は共に歌うメンバーを随時募集しています。
 ご参加くださる方は、事務局のメイフェアまで
 お電話(025-211-7007)ください。

ラベル:声の力
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2017年07月07日

【ことば学講座】余裕があるから、楽しくなる

余裕のある人になれるレッスン、ことば学講座
   ↓
http://wsi-net.org/kotoba.htmlことば学講座



●余裕のある人は得をする

「余裕」はハンドルの“遊び”です。

ハンドルの遊びって、わかりますか? 車のハンドル(ステアリングホイール)をくるくる回すとタイヤの向きが変わりますが、小刻みにちょっと動かすだけではタイヤは動きません。

その幅が“遊び”です。

遊びがないと、運転が難しくなります。遊びを少なくしているレーシングカーは、ほんのわずかでもハンドル操作を誤れば、コースを外れて事故になります。

私たちがふだん運転しているような車は、必ずハンドルに遊びがあるからこそ、安定してまっすぐ走ることができる。

さしずめ「何かあっても動じない余裕」ですね。

カツカツでは、ちょっとした出来事ですぐに動揺する。

余裕があれば、いつも安定していられる。

余裕を手に入れるレッスンをしましょう。

今度の「ことば学講座」です。



●余裕が幸福度、満足度を決める

何かがあっても、すぐに動じたりせず、泰然と構えているのが、余裕。

その分「レスポンスが鈍い」ともいえるわけですが、だからこそネガティブな気分になりにくい。

ネガティブな気分は、つらいですね。

・イライラする
・自信がない
・寂しい
・なんとなく不安
・妬ましい

こんな気分は、周囲にも良い影響を与えないばかりか、なにより自分が一番つらい。

だから、「余裕」があるほうがいい。余裕があると得、余裕がないと損です。

「余裕」は大事な原理原則の中でも、「私たちの幸福度」に大きく影響する要素です。

今このテーマを「ことば学講座」で取り上げるのは、そういう理由です。

余裕があれば、毎日を快適に、楽に、気分よく過ごせます。だから周囲にも良い影響ばかり。

そんな人になれたら、いいですね。



●バラもユリも好き

英語に「latitude」という言葉があります。

北緯、南緯などの「緯度」を意味する言葉で、私は以前にこの商品名のパソコンを使っていたこともあります。

latitudeはもともと「幅」を意味するラテン語から来ていて、だから「余裕」の意味もあります。

余裕とはつまり、「幅」なんですね。自由度、許容範囲、ゆとりの「幅」。

「これじゃないとダメ」「これは許せない」が多いと、余裕がなくなります。

好みはあってもいいんですよ。「ネギが特に好き」なら、それもいい。

しかし、「下仁田ネギじゃないと許せない」になると、余裕がなくなってきます。

入り口の段階で、もっと広い範疇の段階で「選択」するのはいい。

「タバコは吸わない」「ギャンブルはやらない」みたいに選ぶのは、ストライクゾーンが狭くて余裕がないのとは違います。

大人としての美しい選択ですね。

世の中にはたくさんのことがあるのだから、何でもかんでもやる必要はない。

自ら積極的に、より良い時間の使い方を選んでいくのは、とっても大事なことです。

「これはしなくていい」と決めるのは、大人の潔さだなと思います。

でも、
「花は好きだけどバラに限る。ユリもランも嫌い」
「花束はうれしいけど、バラの花束じゃないなら要らない」
では、なんだかもったいない。

ありとあらゆる花を好む必要もないけれど、ある程度の幅があるほうが、余裕が感じられます。

私はバラもユリも好きです。

紅茶はダージリンもアッサムもキームンも好きです。



●共鳴発声法が「余裕」を生み出す理由

あなたが今マスターしようとしている共鳴発声法も、「余裕」と関係があります。

共鳴発声法は、パワーではなく共鳴のテクニックで声量アップし、届きやすい声質にして話す技術です。

パワーで押しきる方法ではないから、技術力の高さ次第で「がんばらずに、楽に、届く」声が出せる。

だから、騒がしい場所でも余裕でしゃべれるし、職場の朝礼当番も無理にがんばらなくていい。

まさに「余裕」ですね。

まして静かな喫茶店なら、ごくわずかなエネルギーで会話ができる。

会話が楽しめるのは、余裕があるからです。必死に声を張り上げないと会話にならないとしたら、そんな会話は楽しくない。

水泳もスキーも、楽しいと感じるのは、夢中の中にも余裕ができてから。

余裕があると、毎日が充実して楽しくなりますよ。



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新潟市で共鳴発声法の話し方レッスン
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2017年07月04日

がんばりすぎないほうがうまくいく理由

●楽に吸うほうが吸える

前回の「息の吸い方」トレーニング、してみましたか?

腹部の筋肉がやわらかくゆるんでいないと吸いづらいことが体感できたでしょうか。

がんばっても、思ったほど吸えない。

というより、がんばりと成果の関係はどこかで逆転します。

何も吸う気がないよりは、「吸うぞ!」と気合を入れて横隔膜をぐいっと引き下げるほうが吸えるのは当たり前。

ところが、「吸うぞ、吸うぞ、吸うぞ」と気合をガンガン強めたらどんどん吸えるかというと、そうではありません。

お腹まわりの筋肉に力みを生じて、吸う動きを妨げてしまいます。

楽に吸うと、気持ちいいですよね。

リラックスして紅茶でも飲みながら、スーッと楽に吸うと、とっても気持ちいい。

「わずかな一瞬でたくさん吸わなければならない」と切羽詰まった状況でガバッと吸っても、入る息の量はあまり多くならないし、ちっとも気持ちよくない。

リラックスしたままいかに吸うか、がポイントです。



●武術でも脱力が肝心

合気道を習い始めた小学生の頃、「脱力が大事」と教わりました。

「脱力しないとパワーが出ない」という説明では、小学生にはうまく理解できていない様子が伝わったのか、拮抗筋の解説をしてくれました。

力めば力むほどすごいパワーが出そうな気がするけれど、むしろ逆。物を持ち上げようとしてがんばって力むと、持ち上げるための筋肉だけでなく、正反対の働きをする拮抗筋を、つまり下げるための筋肉まで収縮させてしまう。

これではアクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなもので、がんばりのわりにパワーが出ない。

「がんばろう」「もっと力を入れよう」とするのではなく、持ち上げるための筋肉だけを正確に収縮させるのが、最も大きなパワーが発揮できる状態。

そのためには、正反対に働く拮抗筋を完全にリラックスさせる必要がある。

リラックスさせれば、楽になる。

だから、最大のパワーを発揮している状態は、楽。

この「がんばりすぎないほうがうまくいく」メカニズムが理屈ではなく感覚でわかると、楽に大きな力を発揮できるようになります。



●数字で考えてみると

数字でも説明してみましょうか。

持ち上げる筋肉を50のエネルギーで引っ張りながら、下げるための筋肉も同じ50のエネルギーで引っ張るなら、合計100のエネルギーを使っているのに、逆方向に等しい力が働いているから、物体が動こうとする力はゼロ。

100のエネルギーなんか使ったらクタクタになるのに、物体はびくりとも動かない。

持ち上げる筋肉だけを10のエネルギーで引っ張れば、費やしているエネルギーはわずか10分の1なのに、物体が動く。

力めば力むほど、無駄なエネルギーを使ってしまう。

必要最小限のエネルギーで力を発揮するには、がんばりすぎないことが大事です。

「拮抗筋を使わない」は脱力トレーニングをしないと難しいのですが、「がんばりすぎないでリラックス」なら、すぐにでも役に立つアドバイスとなるでしょう。



●7〜8割で十分

発声もコミュニケーションも同じです。

最初から最後まで全力疾走のような発声は、歌もしゃべりも、よくない。

7〜8割のがんばりがちょうどいい。

時速200kmのスピードが出る車も、限界の200kmで走っている状態はつらい。おそらく7〜8割の140〜160kmあたりに最大の能力を発揮するゾーンがあるはず。

スピーチの準備を当日までしっかりやったなら、本番でピリピリ緊張してもしょうがない。「もうやることはやった」と開き直って、7〜8割でしゃべる。

そのほうが、気持ちにも余裕ができて聞き手の様子も見えるようになり、「入れどころ」に集中できて、10割のフルパワーよりかえって良いスピーチになります。

一から十までがんばりすぎてしまうと、「集中のメリハリ」が利かなくなってしまうんですよね。エネルギーを注ぎたい大事なところで、くたくたに疲れていたり体を傷めたりしたら、かえってもったいない。

歌を歌うと、「集中の入れどころ」が大事だと実感できるでしょう。常にフルパワーでは、キメどころで決まらなくなったり、声帯を傷めてしまったりする。

「つい全力疾走してしまう」という真面目なタイプは、意識して7〜8割で走るようにしてみてください。



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2017年06月29日

【声のサロン】しゃべり始めの息の吸い方レッスン

●呼吸に関わる2つの筋肉とは

前回のレッスンから次回まで少々間があくので、ここでワンポイントレッスンをします。

次回までしっかり練習をしておいてください。

「横隔膜を下げる息の吸い方」です。

しゃべり始める瞬間、息を吸いますね。

このとき、呼吸に関わる主な2つの筋肉のうち、一方は緊張を強め、他方は緊張をやわらげます。

呼吸に関わる主な2つの筋肉とは、肋間筋と横隔膜です。

肋間筋は肋骨を動かす筋肉なので、肋骨を起こして胸郭を広げる働きがあります。

横隔膜は肺を下方へ引き下げて息を吸い込む働きです。

いずれも呼吸に必要な筋肉であって、どちらか一方のみを使うのではありません。肋間筋を動かして胸郭を広げるのが胸式呼吸、横隔膜を下げて肺を下方へ引っ張るのが腹式呼吸、などと名前をつけて呼ばれることもありますが、全体を効果的に使う呼吸が「発声に役立つ良い呼吸」です。

といっても、多くの人は「息を吸って」と言われると胸を動かそうとするので、「全体を使いましょう」という意味で「腹式呼吸をしましょう」と言われやすいのでしょうね。

けっして「胸は使わない。腹部のみを動かすのがいい」という意味ではありませんから、まずはこの点を正しく理解しておきましょう。



●横隔膜を使うとリラックスする

さて、先ほど「呼吸に関わる主な2つの筋肉のうち、一方は緊張を強め、他方は緊張をやわらげる」と言いました。

肋間筋を使う胸の呼吸は交感神経を刺激して活動性を高め、横隔膜を使う深い呼吸は副交感神経優位のリラックス状態にします。

胸でハアハア激しく呼吸すると緊張が強まり、ゆったり深く呼吸をするとやわらいでくるのは、そのせいです。

「吸う」と「吐く」で区別するなら、「吸う」は交感神経、「吐く」は副交感神経を優位にします。

朝起きると、自然に息を吸いたくなるのは、活動を始めようとしている体の自然な反応なのでしょうね。緊張をやわらげたいときは、「吐く息を長く」する呼吸が効果的です。

人前に立って話すときは、ただでさえ緊張しやすい。

そんなとき、緊張と相性のいい胸の呼吸でハアハアすると、余計に緊張します。

「深呼吸で気持ちを落ち着けよう」とするのは正しい方針としても、胸ばかり大きく膨らませる呼吸でハァ〜、ハァ〜とやったら、かえって緊張が強まってしまう。

意識的に横隔膜を下げて、本当の深い呼吸をしましょう。



●言い出しのブレスをお腹で

今回トレーニングしたいのは、しゃべり始める瞬間に息を吸うときの動作です。

このとき、お腹を使った横隔膜の呼吸でスッと吸えると、楽に、リラックスして、たくさんの空気を吸うことができます。

上半身の上のほうを動かして「ハッ!」と吸うのではなく、腹部が前にも横にも後ろにやわらかく膨らむ吸い方でスッと吸いましょう。

腹部の筋肉はやわらかくゆるんでいる必要があります。

筋肉がガチガチに固いのは、コルセットや帯をきつく締めているようなもので、息が吸えません。

背中も腰もゆるめて、楽にスッと吸いましょう。

「息が吸いにくい」と感じるときは、先に息を全部吐いておいて、自然にスーッと入ってくる感覚を味わってから、腹部の動きを再現してみるといいですよ。

「しゃべり始めに、お腹をゆるめてスッと鼻で吸う」練習をしておいてください。



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2017年06月15日

【声のサロン】発声のスイートスポットは体で覚える

●テニスと発声の関係

声にはスイートスポットがあります。

声帯の使い方や共鳴の捉え方が最高の状態になったとき、まるで小さな一点に声が集まっているかのように感じられるポイントのことです。

楽で、気持ちよくて、まさにスイート。

スイートスポットは共鳴発声法で使われる言葉ではありますが、もともとはテニスかゴルフの用語のようです。

あるテニスプレイヤーの話では、ラケットのスイートスポット(最適打球点)でボールを捉えると、ラケットをしっかり握らなくても、親指と人差し指で挟んでいる程度の力でポーンとボールが返っていくといいます。

私が昔、テニスの真似事をさせてもらったとき、「もっと握力を鍛えないとボールが安定しないな」なんて感じたのは、単にスイートスポットで捉えていなかっただけなんですね。

スイートスポットで捉えれば、とにかく楽で、とにかく気持ちいい。



●発声にハマるメカニズム

声のスイートスポットは、知識としてではなく、体で覚えるものです。

「熱い」という感覚を言葉でいくら説明されても、熱さの体験には近づかないようなもの。

皮膚の感覚点で捉えた刺激がどうなって脳に伝わってどうなる、なんて詳しく説明されても、いや、詳しければ詳しいほど、「熱い!」という体験からはかけ離れていく。

声も似ているな、とつくづく思います。

言葉ですべて説明するには声の持つ情報量が多すぎて、手に負えない。体で覚えるしかない。

特に、正解にたどり着いてスイートスポットに入ったときの「これだ!」という感覚は、本人にしかわかりません。

本当の意味で「発声にハマる」瞬間です。

このあたりになると、まさに「知る人ぞ知る世界」でしょう。

「これだ!」の感覚を経験した方なら、よくわかるでしょうね。

まだ経験していない人は、「わかる人にはわかる、わからない人にはわからないなんて、当たり前じゃないか」と、煙に巻かれているような、イジワルされているような気分になるかもしれない。

でも、そういうものなんですよね。

丁寧にトレーニングすれば、やがて「これだ!」が味わえますから、大丈夫ですよ。



●発声の形が体に馴染むと入りやすくなる

かといって、スイートスポットを知った人と知らない人が「天国と地獄」の違いかというと、そう単純でもない。

「知らぬが仏」という言葉もありますからね。

知ってしまった人は、「うまく入らない苦しみ」も知ることになる。

スイートスポットに入った気持ちよさを知っているから、うまく入らないときにあきらめきれない。

だから、いい。たゆまぬ向上心につながります。

ある意味、「大当たりの興奮と快感を知ってしまったギャンブラー」もこんな状態なのかもしれませんね。

良いことを教えましょう。

「スイートスポットに入った感覚がわかるからこそ、うまく入らないときに苦しむ」と言いましたが、トレーニングによって「入る精度」が高まっていきます。

まるで良い発声の形が「体に馴染む」ように、「入りやすくなる」のです。

まるで「良い共鳴の形に合う体」に育っていくかのように。

馴染むって、なんだかいいですね。



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2017年06月09日

【文章の書き方】他人の反応が気になって仕方ないかたへ

次回の「文章の書き方レッスン」(夏の講座)は2017年8月19日です。

※お申込みは http://mf07.com/lesson.html からどうぞ



●他人の反応がすごく気になる方へ

「季節の講座」で文章の書き方トレーニングをしていますね。

文章を書くときには、「ネガティブな解釈をする人がいる」のは仕方ないと、ある意味割り切って書きましょう。

受講者のお一人からこんなメールが届きました。


> 「ネガティブな受け取り方を気にしない」という言葉に、
> とても元気づけられました。
> 伝わらない心配をするのと、伝わりやすい努力をするのは、
> 似ているようでいて全然違うのですね。
> やっと理解できた気がします。


そう、誤解を恐れて萎縮したらもったいない。自信をもって書いたほうが、伝わりやすい文章になりますよ。

ブログなどで情報発信を始めたのに、ネガティブなコメントを書き込まれるとショックを受け、やがてブログをやめてしまう人もいます。

芸能人や有名人がSNSの利用をやめるのは、そういうケースが多いようですね。「忙しいから」「飽きたから」ではなく、「ファンでもないような人のネガティブな反応が鬱陶しい」という理由。

良くも悪くもネット社会なのでしょう。以前だったら耳に届かなかった“アンチ”の人たちの声が、簡単に届くようになってしまった。

もちろん「伝わりやすい書き方」を心がけるのは大事です。それこそが文章トレーニングと言ってもいい。

文章は「伝わりやすさ」こそ命ですから。

しかし、あなたがどんなに努力し、工夫して書いたとしても、ネガティブな受け取り方をする人はいるものです。

世の中にはいろんな人がいるので、「なぜそんなふうに受け取るのだろう」「そう感じる人がいるのはわかるが、なぜわざわざ口に出すのだろう」とビックリしてしまうような反応もあります。

ネガティブな反応を恐れて、

「異論のある方もいるとは思いますが」
「人それぞれの考え方なので」
「あくまでも私の個人的な見解です」

と“保険”をかけて“逃げ”を打つタイプの文章は、一見バランスが取れて成熟した、理解と余裕のある大人の雰囲気を漂わせながら、実は「Aも良い。Bだって良い。Cが好きな人もいるだろうし、もちろんDが捨てがたいという意見もわかる」のように、「結局何も伝えていない文章」になりがちです。

勇気をもって言い切りましょう。

誰に文章を読んでほしいですか?

あなたの「大切なお客様」以外の反応は、気にしないのが一番ですよ。

あなたのブログを読んで、誰が何を感じるのも自由です。同様に、あなたが誰と「大切なお客様」としてお付き合いするのも自由です。

ポジティブな気持ちで前向きに解釈しようとしてくれる姿勢の持ち主とお付き合いするのがいいですよ。

あなたがお付き合いしたいタイプに向けて書きましょう。

「ネガティブな受け取り方」など最初から想定しないで書くほうが、感じのいい、読みやすい、伝わりやすい文章になりますよ。

* * *

次回の「文章の書き方レッスン」(夏の講座・新潟市)は2017年8月19日です。

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2017年05月29日

【声のサロン】声帯に負担をかけないのが良い発声(共鳴発声法)

今週は「声のサロン」の週ですね。

発声トレーニングしていますか?

毎日少しずつでも声を出しましょうね。

発声に使う筋肉は、発声でしか鍛えられません。

ウエイトトレーニングみたいな鍛え方はできない、ということです。

@ 正しいフォームで
A ある程度の強度で
B 頻繁に

声を出す方法でしか、発声の筋肉は育ちません。

かといって、首や喉を無駄に力ませると、声帯に負担をかけてしまいます。

すぐに声がかれたり喉が痛くなったりするのは、声帯に頼っているせいです。

声帯に負担をかけず、「パワーではなくテクニックで出す」のが共鳴発声法の特徴でしたね。

つまり、「正しいフォームで」が第1の条件。

「しっかり声を出せる場所がなくて……」という悩みも聞きますが、その場合は「できる範囲の精一杯」で発声トレーニングしておいて、声のサロンのレッスン日には思いっきり気持ちよく声を出しましょう。

「目の前の相手と会話をするときの発声」を、朗読でトレーニングしますよ。

普段の仕事中に役立つ、会話の基本的な声の出し方です。

課題曲は「Ti voglio tanto bene」(Ernest de Curtis)に入ります。

平日コースは6月1日(木)、週末コースは3日(土)にお会いしましょう。

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2017年05月21日

【春の講座】文章の書き方講座の事前課題

●1週間前なので事前課題です

「春の講座」(2017年5月27日)で文章の書き方を学ぶ方にご連絡です。

当日が近づいてきたので、例によって事前課題を出します。


【課題】
文章を何本も書いてみて、「文章の書き方」について気がついたこと、気になったこと、知りたいことを教えてください。

たとえば、
・難しく感じたところ
・どうしたらいいのかと困ってしまったところ
・上手にできているか確信が持てずにいるところ
・今の自分に足りないところ
・その他どんな質問でも


書き方は特に指定しないので、伝えやすい書き方で教えてください。

いつものフォームからどうぞ
   ↓
http://mf07.com/ask.html (受講者専用フォーム)


書く前は「文章」に対する感覚が漠然としていたかもしれませんが、実際にたくさん書いてみると、問題意識が具体的になったでしょう?

「文章ってなんか昔から苦手意識があって……」と漠然としていたのが、「私が思いつく比喩は分かりづらいみたいなんです」と具体的になってくる。

具体的になればなるほど、「一見バカバカしい質問」「素朴な疑問」になりがちですが、それは「できる人」(ここでは書ける人)のらせん階段を昇っている証拠です。

臆せず遠慮せず、何でも書いてくださいね。


【春の講座】
日時:2017年5月27日(土)15:00〜20:00頃
場所:メイフェア(新潟市中央区寄居町)
料金:10,000円(お食事つき)
講師:齋藤匡章(言語戦略研究所)
内容:文章の書き方 〜 言語戦略
  言葉が変われば関係が変わります。
  相手との関係は、あなたが使う言葉次第、
  そして書き方、話し方次第です。
  気持ちいい人間関係を築く「言語戦略」で、
  人生を豊かにしましょう。

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2017年05月08日

歌唱力を高める2時間

●歌声の会が「歌唱力を高める時間」に

今日は「歌声の会」でした。

新潟ガラコンサートがあることで、歌声の会の趣が変わってきた気がします。

休日の午後にゆったりとデザートでも食べながら日本の古い歌を歌って楽しむ会だったのが、「歌唱力アップのための鍛える時間」という雰囲気が加わりました。

終わった直後にこんなメールが届きましたよ。


> 今日の歌声の会は、終わったとき喉がいつもより楽でした。
>
> 細くつまみ上げる感じ、ホースで細く細くさらに細く、
> ホールで歌うイメージ、歌詞をイメージ、などが効いた気がします。


いいですねえ。発声技術が上がった証拠です。

前回も、同じ話をしていた会員がいました。

歌う時間は毎回同じ2時間ですが、発声法が変われば声帯への負担が変わります。

もう一通ご紹介しましょう。


> 今日の歌声の会の中で「今だから伝えられることがある」
> と言われたのが印象的でした。
>
> これも積み重ねがあるからこそなんですね。
> 深みや豊かな響きは時間をかけて磨いていくものだと感じました。


まさにそのとおり。

「積み重ね」を続けて技術を身につけてきたみなさんだからこそ、「その先にある、さらに良いもの」を受け取る準備ができた、ということです。

バイオリンを習い始めた初心者に超絶技巧を教えても意味がないし、エクセルを初めて習う人に「実は便利な裏技」を教えても、何が便利なのか何が凄いのか理解できないでしょう。

発声も同じです。上質な良いものほど、積み重ねの上にのります。

丁寧に積み重ねてきて、よかったですね。

しっかり練習をして、さらに上にのせられる準備をしておいてください。



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2017年05月03日

【声のサロン】GW特別レッスンをPDFファイルでどうぞ

もはや恒例となってきたGW特別レッスンを、今年もご用意しました。

発声や話し方のトレーニングをするだけでなく、あらためて考えて送っていただきたい課題もまとめてあります。

それでは、こちらのページからPDFファイルを入手してください。
   ↓
http://mf07.com/special_lesson.html

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新潟市で共鳴発声法の話し方レッスン
ウェブ:http://wsi-net.org/
メール:tenor.saito@gmail.com
子供向けの話し方教室、大宮校についてはこちら
通る声、届く声の出し方の本

posted by テノール齋藤 at 21:23| Comment(0) | 声のサロン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする