2018年06月09日

【声のサロン】余裕で届く声を出そう

●余裕で届く距離をイメージして話す

次回のレッスンまでしばらく間があるので、宿題を出しましょう。

声の能力を底上げするトレーニングです。

特に、

・「えっ?」と聞き返されやすい
・いつもがんばって声を出している感覚がある

という方に有効なイメージトレーニングです。

やり方は簡単で、「相手の向こう側」をイメージします。

実際の距離よりも少し余裕を持ってイメージして、「相手の後ろにいる人に話しかける」ように声を出してみてください。

余裕で届く声のコツ

相手があなたから1mの距離にいるとしたら、その向こう側(相手の後ろ)にいる人をイメージして──距離にしたら1.3mくらいでしょうか──話しかけます。

うまくイメージできると、発声器官が自然に1.3mに対応した構えになって、1mの相手には余裕で届く声が出るようになります。



●距離のイメージを忘れやすい

発声や話し方に少しでも意識のある方なら、「相手に届けるように」「ボールを渡すように」といった表現で、届く声のコツを聞いたことがあるものです。

ところが、距離のイメージがつい薄くなって、「ただ言葉を発するだけ」になりやすい。

接客の仕事で目の前のお客さんと話すとき、気持ちに余裕があるうちはいいのですが、忙しくてバタバタしてくると、つい「決まった言葉をとりあえずしゃべるだけ」になってしまう。

そんな状況で「えっ?」「なに?」と聞き返されたり、上司から「もっと大きな声でしゃべって!」と叱られたりすると、焦ってパニックになりかねない。

だからこそ、がんばらなくても余裕で届く声が出るように、「相手の向こう側」のイメージを癖にしてしまえばいいのです。

空手で突きを入れるとき、「背中を突け」と言われます。

お腹の表面を打っても、ペタンと当たるだけで、突きが浅くて効きが弱い。

お腹側から打っているのに、胴体を突き抜けて、まるで背中側の皮を内側から打つようなイメージで突くと、深くてドスンと効く突きになる。

発声も同じです。

相手の顔の表面に話しかけるのでは、浅すぎる。

後頭部に、さらにその向こうに話しかけると、深い突きのように確実に届きます。

次回のレッスンまで、話す機会があったら必ず、「相手の向こう側」に話しかけて、その感覚を癖づけしていてください。


※声のサロンは、良い声で話せるようになる
 ボイストレーニング話し方教室(新潟市)です。
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posted by テノール齋藤 at 20:28| Comment(0) | 声のサロン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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