●トレーニング効果には「余裕」が必要不可欠
受講者の方から、こんなメールをいただきました。
休日にメイフェアで、論理力アップのトレーニングをしていたそうです。
> 論理トレーニングしながらうとうとしていました。
> リラックスした分、明日からまたがんばれそうです。
いいですねえ。リラックスの効能と必要性をよくご存じですね。
がむしゃらにやるだけでは、うまくいかない。「成長の必要条件」を満たしていないからです。
話し方も文章の書き方も論理も歌も、すべて「トレーニング」です。
トレーニングには、共通点があります。「学習」のメカニズムに従って積み重ねになっていく、という共通点です。
あなたには技術と知識を身につけて、日常生活や仕事に活かしていただきたいので、「伸びる秘訣」として説明しておきましょう。
伸びる人には、「余裕」があります。伸び悩む人ほど、がんばっているのに「余裕」が無くパツパツに張りつめています。
成果を積み重ねて伸びていくためには、「余裕」が必要なのです。
つまり「リラックスタイム」です。
ゴムに喩えると、わかりやすいかもしれません。ゴムがパツパツに伸び切っている状態でずっとトレーニングをしていると、強度は高いのに、良い成果として積み重なるかというと、緩めたらヨレヨレになっている。
そういうゴムを見たことがあるでしょう。もう弾力性が失われている。
かといって、そのまま緩めなかったら、いつか切れてしまう。
そんな余裕のない状態では、やがていっぱいいっぱいになって、取り組みが破綻してしまいます。
筋肉も同じです。
負荷をかけて運動すると、疲労したり傷ついたりしますが、弛緩させておけば回復します。
負荷をかけている間ではなく、緩めている間に育つのです。
受験勉強もそうだったでしょう。受験業界ではもはや常識として、「学習した内容は休息や睡眠時に脳内で整理され、長期記憶となっていく」と考えられています。
つまり、寝ないで勉強しても、身につかない。
朝まで徹夜で勉強して、「寝たら忘れそうだから、寝ないでこのまま試験を受けよう」なんてがんばった経験があるかもしれませんが、不思議なくらいに成績が伸びなかったでしょう。
試験中に度忘れのごとく歯がゆく悔しい思いを何度も味わい、試験を終えてから、あるいは翌日になってから、なぜか急に思い出したりする。
学習の原理原則に従っていないから、思い通りにいかないのです。
がんばっているわりに成果が上がらないとしたら、成長のためのリラックスタイム(トランス)が足りていない可能性があります。
トレーニングをしている方のためにメイフェアを作ったのは、トレーニング効果を高めるためのティータイムが目的です。講座をおこなう会場なんか、どこでもいいのですから。
でも、トランス状態ともいえるリラックスには、それなりに場所を選びます。お茶会のような時間も、とってもイイですね。単なるダラダラではなく、上質なリラックスの時間になります。
だから、冒頭のメールを読んで「わかっているなあ」と思ったのです。
忙しいときほど、「余裕」を見直しましょう。
「トレーニングをして疲れたから休む」のではありません。「トレーニングのために休む」のです。
ティータイムは、「仕方なくトレーニングを中断する時間」ではありません。「トレーニング効果を積み重ねて、次のトレーニングへと続けるためのリラックスタイム」です。
本気でトレーニング効果を上げたいのであれば、「リラックスはセット」です。
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メール:tenor.saito@gmail.com
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2018年03月22日
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