2018年02月14日

【声のサロン】『外郎売』で明瞭な発語のトレーニング

●『外郎売』で明瞭な発語のトレーニングをしよう

「拙者親方と申すは──」で始まる『外郎売』は、歌舞伎十八番の一つです。

小田原名物の薬「外郎」を売る場面を演じたもので、早口言葉を主とする長台詞で知られています。

現在は俳優や声優などの養成所やアナウンサーの研修などで発声練習の題材としても活躍しています。この点では北原白秋の詩『あめんぼの歌』と似ていますね。

声のサロンでも、『外郎売』を使った発声練習をおこないます。

「話し方の改善」を目的とする練習なので、早口言葉といえどもスピードを極める必要はありません。

明瞭な発語を心がけて丁寧にトレーニングしましょう。

滑舌が悪いんです」と相談に来る方には、特にお勧めのトレーニングといえるでしょう。

“滑舌”(カツゼツ)とは、スムーズな発語を意味する俗語で、発声の専門用語ではありませんが、発声トレーニングの現場で使われることが多いので、「カツゼツが悪い」「滑舌を改善したい」と訴えてのご相談はかなり多いんです。

症状はさまざまです。唇や舌の動きが鈍かったり、口の開き具合が甘かったり、逆に口を大きく動かそうとするがあまり不自然な発音になっていたり、子音の発音に問題があったり(サ行で舌を歯に挟んでいる等)。

いずれも『外郎売』のトレーニングをしながら改善していけるので、まずは楽しみながら練習してみましょう。

* * *

新潟市で共鳴発声法の話し方教室
ウェブ:http://wsi-net.org/
メール:tenor.saito@gmail.com
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通る声、届く声の出し方の本

ラベル:滑舌 カツゼツ
posted by テノール齋藤 at 23:23| Comment(0) | 声のサロン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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