2018年02月13日
【季節の講座】聞く力を高めるトレーニング講座
●論理力は責めるための力ではない
この週末は新潟市で「冬の講座」でした。
「聞く力」を高めるというテーマでしたね。
受講の当日より、これから毎日のトレーニングが大事です。
どんな道具もそうですが、手に入れるだけでなく、使いこなす技術があってはじめて役に立ちます。
「知る」だけでなく、使いこなせるまでトレーニングしましょう。
今回の大事なポイントとして「論理」が出てきましたね。
こんな報告メールをいただきました。
> 論理の勉強をするようになって、感情に翻弄されなくなってきました。
> 今は「理由」を考えることを意識して過ごしていますが、
> 理由を考えると、ある事で感情的になるのが見当違いだとわかったり、
> 独りよがりで勝手に解釈していたり、ということが見えてきました。
まさにこれこそ、論理を学ぶ第一の理由といえるでしょう。
「筋の通った考え方」がわかるようになると、かつては自分の都合や価値観に基づいてイライラしたり他者を責めたりしていたのが、非常に一面的で自分本位な見方だったと実感できます。
論理には客観性があるから、論理を学ぶと視点が上がるんですよね。全体が見えるようになる。いきなり「全体」までは難しいとしても、今まで見えていなかった部分が見えるようになる。
論理は人を責める道具ではありません。理論武装するための道具でもありません。
言葉の能力が上がるので結果的にそういったこともできてしまいますが、大事なのは「良い話し方によって良い人間関係を築くこと」です。
前向きで建設的で柔軟な話し方ですね。
前向きで建設的で柔軟な話し方は、論理力ゆえに視点が上がればこそです。
言葉の使い方が変わると、自分自身が変わります。
言葉は奥が深いですね。
次の「春の講座」(5月26日)まで、しっかりトレーニングしておいてください。
【春の講座】
日時:2018年5月26日(土)15:00〜20:00頃
場所:フェルマータ(新潟市中央区上近江、025-290-7227)
料金:10,000円(お食事つき)
講師:齋藤匡章(言語戦略研究所)
内容:文章の書き方と話し方の関係 〜 言語戦略
言葉が変われば関係が変わります。
相手との関係は、あなたが使う言葉次第、
そして書き方、話し方次第です。
気持ちいい人間関係を築く「言語戦略」で、
人生を豊かにしましょう。
※お申込みは http://mf07.com/lesson.html からどうぞ
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新潟市で共鳴発声法の話し方レッスン
ウェブ:http://wsi-net.org/
メール:tenor.saito@gmail.com
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通る声、届く声の出し方の本
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