2018年02月02日

【ことば学講座】論理力が高まると伝わる

●「理由」を添えたら、伝わった

「ことば学講座」で論理力を高めるトレーニングをしていますね。

http://wsi-net.org/kotoba.html (ことば学講座)

職場で仕事に活かしたとの報告メールをいただきました。


> 職場で、理由を添えるトレーニングをするようになって
> 気がついたことがあります。
>
> 今までくどいかな、と思って理由を省いていたことでも、
> 理由を添えると面白いように伝わることを実感しました。
>
> 特に、相手に質問するときに、なぜそれを聞くのかということを
> 言うようにしたら、相手に質問の意図がはっきり伝わって、
> 見当違いの回答をもらうことがなくなりました。


いいですねえ。効果を実感しましたね。

「理由」は論理の代表です。理由が明示されているだけで、論理構造がはっきりして、伝わりやすくなります。

自分の中ではわかりきっていることでも、相手にとっても同じとは限りません。

また、不思議な意識の働きなのですが、(自分ではなく)相手もわかりきっていることだとしても、理由を言葉で示されると反応が変わります。

ほんのちょっとした工夫で、コミュニケーションが気持ちよくなりますね。

かといって、付け方を誤ると「くどい」「そこまで言われなくてもわかる」「逃げ道を塞がれて追い詰められているように感じる」といったマイナス反応もあり得ますから、「何でもかんでも付けておけばいい」というわけにはいきません。

「論理」は理屈っぽくて冷たくて事務的なものというイメージもあるようですが、むしろ逆です。

相手が理解しやすいように、動きやすいように、ほかの人に伝えやすいように、再現しやすいように、気持ちよく受け取れるようにと言葉を組み立て、工夫するのが論理です。

見たことのない食べ物を差し出されて、「どうやって食べるんですか?」と尋ねたとき、次の2つの答えが返ってきました。

A:そんなの見てりゃわかるだろ。
B:ここの割れ目をこうやって縦に押すと、パキッと殻が割れるから、あとは爪で開いて中身を出したらいいんですよ。

どちらが論理的な説明で、相手本位の気持ちいいコミュニケーションか、よくわかりますね。

論理力を高めるトレーニングをしましょう。

* * *

新潟市で共鳴発声法の話し方レッスン
ウェブ:http://wsi-net.org/
メール:tenor.saito@gmail.com
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posted by テノール齋藤 at 15:51| Comment(0) | ことば学講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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