●課題を書き出しておこう
昨日は第2回新潟ガラコンサートでしたね。
出演なさった方はお疲れさまでした。
でも「お疲れさま〜」だけで終わるわけではありません。
発声・話し方のトレーニングをしている方にとって、ガラコンサートは「トレーニングの一環」という意味合いがあるからです。
ステージの上で大勢と向き合い、何かを伝えるのは、究極の「伝える場」ですね。
緊張感も強い。
だからこそ、「人前で話す、伝える、表現する」トレーニングにとって実に大きな効果があります。
昨日、ガラコンサート後に「素敵だなあ」と感じたのは、出演者のみなさんに感想を聞いたときに返ってくる答えが、「終わってホッとした」だけではないこと。
「気をつけようと思っていたのに、本番でうまくいかなかったことがいくつかあって、これからの課題です」
「来年の歌を決めたいので、相談に乗ってください」
「今年は練習が足りなかったので、来年に向けて1年かけてじっくり練習します」
と、意識が早くも1年先に向いているのです。
ガラコンサートを大きな節目と捉えず、自分の課題を見つけ出すための機会と捉えている。
もちろん緊張感や準備を考えたら大きな機会には違いないけれど、それでも「終わって燃え尽きた」という雰囲気ではない。
受験生が受験で燃え尽きて、せっかく合格して入学できたのに無気力になってしまう燃え尽き症候群や五月病なんてありますが、やっぱり「考え方」も影響するのでしょう。
「大きな節目」「ついにやり遂げた」「一段落ついた」という感覚があると、その先への継続が危うくなる。
受験は合格後が大事、就職活動だって入社後にどう働くかが大事。合格したから終わり、ではないんですよね。
途切れずに続いていく時間を意識すると、「積み重ね」ができます。
トレーニングは「積み重ね」ですからね。
さて、昨日の記憶が濃いうちに、振り返っておきましょう。これもトレーニングの一環ですよ。
本番では「こうしたかったのに、できなかった」「練習ではできたのに……」といった反省点があったでしょう。
それをすべて書き出しておいてください。
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メール:tenor.saito@gmail.com
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2017年04月24日
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