新潟ガラコンサート前の大事な時期だというのに、次回のレッスンまで間があいてしまったので、ここでレッスンの続きをしましょう。
発声技術を高めるためのレッスンです。
次の3つの話をします。
1. ガラコンサートは節目ではない
2. 力ではなく技で共鳴のスイートスポットに入れる
3. リラックスしてのびのびと声を出す
では、まずは「ガラコンサートは節目ではない」の話から。
1. ガラコンサートは節目ではない
ガラコンサートが近づくにつれて、緊張が高まってくるかもれしません。
・失敗したら恥ずかしい
・恥をかきたくない
・今までの練習の成果が問われる
こういった思いがあると、どうしても緊張しますね。
しかし、ガラコンサートはゴールではないし、なんの節目でもありません。
いつものレッスンの中で、「ではちょっと声を出してみましょうか」と言われて歌う程度のこと。
場所が違うだけで、いつものレッスンだと思ってください。
ずっと繋がっている時間のうちの、ただの一点です。
「今年のガラコンサートは○○を歌いますが、来年は○○に挑戦します」と早くも来年の曲目を宣言していた方がいます。
すばらしい。当たり前のように次回を見据えている姿勢がすばらしい。
ガラコンサートをどういうものと捉えているかの姿勢によって、緊張感にも出来具合にも影響があります。
だから、「姿勢」まで含めてレッスンなのです。
良い声で話し、歌うには、体の状態を整える必要があります。
体を整えるには、「姿勢」を整える必要がある。
ガラコンサートを「大きな節目だから失敗できない」なんて考えているところがあるとしたら、「いつものレッスン。場所が違うだけ」と捉え直してください。
さて、来年は何を歌いますか?
2. 力ではなく技で共鳴のスイートスポットに入れる
共鳴発声法のトレーニングをしていますね。
ピーンの感覚を得るためにパワーで押し切るのではなく、「技で入れる」ように、スイートスポットに入れてください。
「スイートスポット」とは、テニスのラケットでボールを打つ際に最小限の力で最大の威力を発揮できる打点のこと。
スイートスポットに正確に当てれば、ラケットのグリップを指でそっと挟んでいるだけで、つまりラケットがフラフラするような状態でも、ボールがポーンと返っていくのだそうです。
発声にもスイートスポットがあります。最小限のエネルギーで、最大の効果を発揮する形(発声器官の構え)です。
「ここ」というスイートスポットを覚えて、毎回確実にそこに入れられたら、何回繰り返しても必ず良い声が出ます。
3. リラックスしてのびのびと声を出す
スイートスポットと関連のある話です。
力んで強引に声を出そうとすると、良い形になっていなくても、それなりに声が出てしまいます。
ラケットのスイートスポットから外れた場所に当たっても、思いっきり振り抜けばボールが飛んでいくのと同じですね。
だからこそ、力で強引に持っていく癖がつかないように気をつけましょう。
力みは全身に影響を及ぼします。
肩や首や背中がこわばり、喉が詰まって、良い声が出なくなります。
良い声を出すには、脱力が肝心なのです。
リラックスして、のびのびと声を出しましょう。
息も、節約しようとせず、気持ちよく「出す」。
息なんか出せば入ってきますから、心配は要りません。
楽に、のびのびと、出しましょう。
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新潟市で共鳴発声法の話し方レッスン
ウェブ:http://wsi-net.org/
メール:tenor.saito@gmail.com
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通る声、届く声の出し方の本
ラベル:新潟ガラコンサート






