2017年01月28日

【文章の書き方】書き始める

3. 書き始める

書く順序(構成)は決まりましたか?

構成に絶対的なルールはありませんが、「伝わりやすい文章」の原則はあります。

最初の項目で「テーマ」(何を話すか)が伝わる順序がいいでしょう。

歌でいうと、いきなりサビから始まる感じですね。

「そんな、おいしいサビをいきなり聴かせてしまうなんて、もったいない」と思うかもしれませんが、もったいながって出し惜しみしていたら、聴いてもらえません。

YouTubeか何かで音楽を再生するときを考えてみてください。すべての曲を最初から最後までじっくり聴くわけではないでしょう。歌い出しだけで「はい次」「はい次」ですよね。

だから最近の曲作りは、魅力的なメロディーを出し惜しみせずに冒頭で使う傾向が強まっているのだそうです。

文章や話し方も同じ。

何の話かも分からないのに、見知らぬ相手から「かなり長い話になりますが、聞いてくれますか」と切り出されたら、どうか。

到底聞く気にならない。

たとえば、「癖の強いスモークチーズにラプサンスーチョンを合わせる」ことを勧める文章なら、冒頭(第1文か第2文)にスモークチーズとラプサンスーチョンが登場する構成だと伝わりやすい。

これがもし、「子どもの頃、癖のある食べ物は苦手だった。セロリやミョウガ、春菊などである。大人たちがなぜあんなにフキノトウのてんぷらをありがたがるのか、正直なところ不可解だった。ところが今──」のような書き出しで始めて、「スモークチーズにラプサンスーチョンが合う」という結論に至り、スッキリ納得感を与えるのは難しい。

この出だしからして、「苦手だった癖のある食べ物が好きになった」というテーマなら、うまくいくかもしれない。

今、手元の箇条書きを読んでみましょう。

最初の項目で、全体のテーマが明示されていますか?

箇条書きを読むだけで、どんな文章になりそうか分かりますか?

分かるなら、伝わりやすい、コンテンツのしっかりした文章になります。

ちっとも分からないなら、コンテンツの弱い、テクニックでそれっぽくでっちあげた「伝わらない文章」になってしまいます。

箇条書きを読んだだけで用事が済んでしまうくらいなら、完璧です。

書き始めましょう。



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ラベル:文章の書き方
posted by テノール齋藤 at 20:37| Comment(0) | 季節の講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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