2017年06月15日

【声のサロン】発声のスイートスポットは体で覚える

●テニスと発声の関係

声にはスイートスポットがあります。

声帯の使い方や共鳴の捉え方が最高の状態になったとき、まるで小さな一点に声が集まっているかのように感じられるポイントのことです。

楽で、気持ちよくて、まさにスイート。

スイートスポットは共鳴発声法で使われる言葉ではありますが、もともとはテニスかゴルフの用語のようです。

あるテニスプレイヤーの話では、ラケットのスイートスポット(最適打球点)でボールを捉えると、ラケットをしっかり握らなくても、親指と人差し指で挟んでいる程度の力でポーンとボールが返っていくといいます。

私が昔、テニスの真似事をさせてもらったとき、「もっと握力を鍛えないとボールが安定しないな」なんて感じたのは、単にスイートスポットで捉えていなかっただけなんですね。

スイートスポットで捉えれば、とにかく楽で、とにかく気持ちいい。



●発声にハマるメカニズム

声のスイートスポットは、知識としてではなく、体で覚えるものです。

「熱い」という感覚を言葉でいくら説明されても、熱さの体験には近づかないようなもの。

皮膚の感覚点で捉えた刺激がどうなって脳に伝わってどうなる、なんて詳しく説明されても、いや、詳しければ詳しいほど、「熱い!」という体験からはかけ離れていく。

声も似ているな、とつくづく思います。

言葉ですべて説明するには声の持つ情報量が多すぎて、手に負えない。体で覚えるしかない。

特に、正解にたどり着いてスイートスポットに入ったときの「これだ!」という感覚は、本人にしかわかりません。

本当の意味で「発声にハマる」瞬間です。

このあたりになると、まさに「知る人ぞ知る世界」でしょう。

「これだ!」の感覚を経験した方なら、よくわかるでしょうね。

まだ経験していない人は、「わかる人にはわかる、わからない人にはわからないなんて、当たり前じゃないか」と、煙に巻かれているような、イジワルされているような気分になるかもしれない。

でも、そういうものなんですよね。

丁寧にトレーニングすれば、やがて「これだ!」が味わえますから、大丈夫ですよ。



●発声の形が体に馴染むと入りやすくなる

かといって、スイートスポットを知った人と知らない人が「天国と地獄」の違いかというと、そう単純でもない。

「知らぬが仏」という言葉もありますからね。

知ってしまった人は、「うまく入らない苦しみ」も知ることになる。

スイートスポットに入った気持ちよさを知っているから、うまく入らないときにあきらめきれない。

だから、いい。たゆまぬ向上心につながります。

ある意味、「大当たりの興奮と快感を知ってしまったギャンブラー」もこんな状態なのかもしれませんね。

良いことを教えましょう。

「スイートスポットに入った感覚がわかるからこそ、うまく入らないときに苦しむ」と言いましたが、トレーニングによって「入る精度」が高まっていきます。

まるで良い発声の形が「体に馴染む」ように、「入りやすくなる」のです。

まるで「良い共鳴の形に合う体」に育っていくかのように。

馴染むって、なんだかいいですね。



声のサロンは、良い声で話せるようになる
 ボイストレーニング話し方教室です。
 日本発声協会が認定する話し方発声法の基本、
 共鳴発声法が学べます。
 平日コースと週末コースがあり、フェルマータを会場に
 月2回ずつ開催されています。

 新規に受講をご希望の方は、事務局(メイフェア)まで
 お電話(025-211-7007)ください。

 詳しくはこちらから。
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http://mf07.com/lecture.html

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新潟市で共鳴発声法の話し方レッスン
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2017年06月09日

【文章の書き方】他人の反応が気になって仕方ないかたへ

次回の「文章の書き方レッスン」(夏の講座)は2017年8月19日です。

※お申込みは http://mf07.com/lesson.html からどうぞ



●他人の反応がすごく気になる方へ

「季節の講座」で文章の書き方トレーニングをしていますね。

文章を書くときには、「ネガティブな解釈をする人がいる」のは仕方ないと、ある意味割り切って書きましょう。

受講者のお一人からこんなメールが届きました。


> 「ネガティブな受け取り方を気にしない」という言葉に、
> とても元気づけられました。
> 伝わらない心配をするのと、伝わりやすい努力をするのは、
> 似ているようでいて全然違うのですね。
> やっと理解できた気がします。


そう、誤解を恐れて萎縮したらもったいない。自信をもって書いたほうが、伝わりやすい文章になりますよ。

ブログなどで情報発信を始めたのに、ネガティブなコメントを書き込まれるとショックを受け、やがてブログをやめてしまう人もいます。

芸能人や有名人がSNSの利用をやめるのは、そういうケースが多いようですね。「忙しいから」「飽きたから」ではなく、「ファンでもないような人のネガティブな反応が鬱陶しい」という理由。

良くも悪くもネット社会なのでしょう。以前だったら耳に届かなかった“アンチ”の人たちの声が、簡単に届くようになってしまった。

もちろん「伝わりやすい書き方」を心がけるのは大事です。それこそが文章トレーニングと言ってもいい。

文章は「伝わりやすさ」こそ命ですから。

しかし、あなたがどんなに努力し、工夫して書いたとしても、ネガティブな受け取り方をする人はいるものです。

世の中にはいろんな人がいるので、「なぜそんなふうに受け取るのだろう」「そう感じる人がいるのはわかるが、なぜわざわざ口に出すのだろう」とビックリしてしまうような反応もあります。

ネガティブな反応を恐れて、

「異論のある方もいるとは思いますが」
「人それぞれの考え方なので」
「あくまでも私の個人的な見解です」

と“保険”をかけて“逃げ”を打つタイプの文章は、一見バランスが取れて成熟した、理解と余裕のある大人の雰囲気を漂わせながら、実は「Aも良い。Bだって良い。Cが好きな人もいるだろうし、もちろんDが捨てがたいという意見もわかる」のように、「結局何も伝えていない文章」になりがちです。

勇気をもって言い切りましょう。

誰に文章を読んでほしいですか?

あなたの「大切なお客様」以外の反応は、気にしないのが一番ですよ。

あなたのブログを読んで、誰が何を感じるのも自由です。同様に、あなたが誰と「大切なお客様」としてお付き合いするのも自由です。

ポジティブな気持ちで前向きに解釈しようとしてくれる姿勢の持ち主とお付き合いするのがいいですよ。

あなたがお付き合いしたいタイプに向けて書きましょう。

「ネガティブな受け取り方」など最初から想定しないで書くほうが、感じのいい、読みやすい、伝わりやすい文章になりますよ。

* * *

次回の「文章の書き方レッスン」(夏の講座・新潟市)は2017年8月19日です。

※お申込みは http://mf07.com/lesson.html からどうぞ


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2017年05月29日

【声のサロン】声帯に負担をかけないのが良い発声(共鳴発声法)

今週は「声のサロン」の週ですね。

発声トレーニングしていますか?

毎日少しずつでも声を出しましょうね。

発声に使う筋肉は、発声でしか鍛えられません。

ウエイトトレーニングみたいな鍛え方はできない、ということです。

@ 正しいフォームで
A ある程度の強度で
B 頻繁に

声を出す方法でしか、発声の筋肉は育ちません。

かといって、首や喉を無駄に力ませると、声帯に負担をかけてしまいます。

すぐに声がかれたり喉が痛くなったりするのは、声帯に頼っているせいです。

声帯に負担をかけず、「パワーではなくテクニックで出す」のが共鳴発声法の特徴でしたね。

つまり、「正しいフォームで」が第1の条件。

「しっかり声を出せる場所がなくて……」という悩みも聞きますが、その場合は「できる範囲の精一杯」で発声トレーニングしておいて、声のサロンのレッスン日には思いっきり気持ちよく声を出しましょう。

「目の前の相手と会話をするときの発声」を、朗読でトレーニングしますよ。

普段の仕事中に役立つ、会話の基本的な声の出し方です。

課題曲は「Ti voglio tanto bene」(Ernest de Curtis)に入ります。

平日コースは6月1日(木)、週末コースは3日(土)にお会いしましょう。

※声のサロンは、良い声で話せるようになる
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タグ:共鳴発声法
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2017年05月21日

【春の講座】文章の書き方講座の事前課題

●1週間前なので事前課題です

「春の講座」(2017年5月27日)で文章の書き方を学ぶ方にご連絡です。

当日が近づいてきたので、例によって事前課題を出します。


【課題】
文章を何本も書いてみて、「文章の書き方」について気がついたこと、気になったこと、知りたいことを教えてください。

たとえば、
・難しく感じたところ
・どうしたらいいのかと困ってしまったところ
・上手にできているか確信が持てずにいるところ
・今の自分に足りないところ
・その他どんな質問でも


書き方は特に指定しないので、伝えやすい書き方で教えてください。

いつものフォームからどうぞ
   ↓
http://mf07.com/ask.html (受講者専用フォーム)


書く前は「文章」に対する感覚が漠然としていたかもしれませんが、実際にたくさん書いてみると、問題意識が具体的になったでしょう?

「文章ってなんか昔から苦手意識があって……」と漠然としていたのが、「私が思いつく比喩は分かりづらいみたいなんです」と具体的になってくる。

具体的になればなるほど、「一見バカバカしい質問」「素朴な疑問」になりがちですが、それは「できる人」(ここでは書ける人)のらせん階段を昇っている証拠です。

臆せず遠慮せず、何でも書いてくださいね。


【春の講座】
日時:2017年5月27日(土)15:00〜20:00頃
場所:メイフェア(新潟市中央区寄居町)
料金:10,000円(お食事つき)
講師:齋藤匡章(言語戦略研究所)
内容:文章の書き方 〜 言語戦略
  言葉が変われば関係が変わります。
  相手との関係は、あなたが使う言葉次第、
  そして書き方、話し方次第です。
  気持ちいい人間関係を築く「言語戦略」で、
  人生を豊かにしましょう。

※お申込みは http://mf07.com/lesson.html からどうぞ

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2017年05月08日

歌唱力を高める2時間

●歌声の会が「歌唱力を高める時間」に

今日は「歌声の会」でした。

新潟ガラコンサートがあることで、歌声の会の趣が変わってきた気がします。

休日の午後にゆったりとデザートでも食べながら日本の古い歌を歌って楽しむ会だったのが、「歌唱力アップのための鍛える時間」という雰囲気が加わりました。

終わった直後にこんなメールが届きましたよ。


> 今日の歌声の会は、終わったとき喉がいつもより楽でした。
>
> 細くつまみ上げる感じ、ホースで細く細くさらに細く、
> ホールで歌うイメージ、歌詞をイメージ、などが効いた気がします。


いいですねえ。発声技術が上がった証拠です。

前回も、同じ話をしていた会員がいました。

歌う時間は毎回同じ2時間ですが、発声法が変われば声帯への負担が変わります。

もう一通ご紹介しましょう。


> 今日の歌声の会の中で「今だから伝えられることがある」
> と言われたのが印象的でした。
>
> これも積み重ねがあるからこそなんですね。
> 深みや豊かな響きは時間をかけて磨いていくものだと感じました。


まさにそのとおり。

「積み重ね」を続けて技術を身につけてきたみなさんだからこそ、「その先にある、さらに良いもの」を受け取る準備ができた、ということです。

バイオリンを習い始めた初心者に超絶技巧を教えても意味がないし、エクセルを初めて習う人に「実は便利な裏技」を教えても、何が便利なのか何が凄いのか理解できないでしょう。

発声も同じです。上質な良いものほど、積み重ねの上にのります。

丁寧に積み重ねてきて、よかったですね。

しっかり練習をして、さらに上にのせられる準備をしておいてください。



【歌声の会】
日時:不定期(こちらのカレンダーでご確認ください)
http://mf07.com/
場所:フェルマータ2階(新潟市中央区上近江)
料金:3,240円(中学生以下は半額)
内容:日本の古い歌でハモる

「歌声の会」は、日本の古い唱歌でハモる会です。
 詳しくはこちらのページをどうぞ。
   ↓
http://mf07.com/song.html

※歌声の会は共に歌うメンバーを随時募集しています。
 ご参加くださる方は、事務局のメイフェアまで
 お電話(025-211-7007)ください。

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ウェブ:http://wsi-net.org/
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2017年05月03日

【声のサロン】GW特別レッスンをPDFファイルでどうぞ

もはや恒例となってきたGW特別レッスンを、今年もご用意しました。

発声や話し方のトレーニングをするだけでなく、あらためて考えて送っていただきたい課題もまとめてあります。

それでは、こちらのページからPDFファイルを入手してください。
   ↓
http://mf07.com/special_lesson.html

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2017年05月01日

【文章の書き方】クオリティを意識しすぎなくていい

「文章の書き方」トレーニングに取り組んでいる方に、アドバイスをします。

今、「30本課題」が出ていますね。「春の講座(5月27日)までに文章を30本書く」という課題です。

締切まであと1ヶ月、というタイミングで「今、何本書けましたか?」とみなさんに尋ねたところ、4本から62本までバラツキがありました。

バラッバラですね〜。

「だいたい半分くらいまで来ていて、残り1ヶ月であと半分」くらいの方が最も多いようです。

GWもあることだし、字数はたったの300字だし、今から「ゼロベースでスタート」でもやり遂げられる課題ですから、そんなに気負わなくても大丈夫ですよ。


「文章が書ける人」になるために、今回の課題の注意点を3つ挙げておきます。

この3つを外してしまうと大変な課題ですが、3つを守れば急に楽になるはずです。


1. クオリティを意識しすぎない
2. 30本はとにかく書く
3. 職場の日報を書くように「仕事として書く」感覚で取り組む


それぞれについて、簡単に説明していきますね。



1. クオリティを意識しすぎない

「良い文章にしよう」「こんな下手な文章では笑われるかも」なんて思ったら、書けなくなります。

というより、「良い文章かどうか」を判断できる力も、これから文章を書きながら身についてくるのです。

今の段階で自分の文章を「良い、悪い」と判断してしまったら、たいてい「悪い」ほうに傾きます。

何かを身につけようと思ったとき、「自分感覚」が最大の敵なんです。

鳥山明の絵に憧れてイラストを描き始めたばかりの人が、「あんな絵が描きたいのに、自分はぜんぜんダメだ。才能がないんだ」と落ち込んでいたら、もったいないですよね。

「描き始めて数ヶ月にしてはイイ線いっている」かもしれないのに。

何事も、数稽古といって、数をこなすことでのみ分かることがあります。

そのための課題が、今回の30本課題です。

クオリティなんて後から上がってきますから、今は「課題の条件さえ満たせば何でもいい」くらいのつもりで書いてください。

そうそう、字数だって気にしすぎなくていいのですよ。

完璧主義の人が陥りがちな「数字合わせ」にならないようにしましょう。時間がかかって停滞する原因です。

もし私が「すべての記事を○字に揃えたくて、今回は読点を増やしてぴったり○字にしました!」なんてこだわっていたら、ナンセンスでしょう?



2. 30本はとにかく書く

だから、30本はとにかく書く。

先ほどは「クオリティはどうでもいいから」なんてゆるいことを言っておきながら、急に厳しい話になりましたね。

でも、何かを身につけたいとき、自分を追い込む感覚は必要です。

締切間近の作家をホテルの一室に“缶詰め”にしてしまう感覚。

自分をボクシングのリングや相撲の土俵に上げてしまう感覚。

資格試験の通信講座にエイッと申し込んでしまう感覚。

つまり、「もう後がない」「引くに引けない」状況に自分を置くと、身につきます。

30本課題が出たときに、「30本か。ということは、今日から数えるとあと何日だから──」と、30本を書くことを前提で考える人と、「30本か。無理かも。でもまあ、やれるところまでやってみるか」と、やり遂げることが前提にならない人がいます。

もちろん、前者だけが良いものを身につけます。

「30本を書けるかどうか」ではなく、「とにかく30本を書くために、どうしたらいいか」を考えましょう。



3. 職場の日報を書くように「仕事として書く」感覚で取り組む

そのためのヒントが、「仕事として書く」意識です。

文章力はあなたの仕事に役立つのだから、仕事として取り組みましょう。

たとえば職場で日報を書くのがあなたの役目だとします。

だとしたら、とにかく書きますよね。

上司が受け取ってくれるだけの「内容」を盛り込んで、「意味が通じる文章」にしようとするでしょう。

文章の品質だとか品格なんて考えない。

「書けるかどうか」も考えない。

「書けませんでした」と投げ出す可能性も、考えない。

書き方が分からなかったら、上司に相談するだけでしょう。

みなさん一人一人仕事が違いますが、自分の「仕事として、することになっている」ことに置き換えてみてください。

PowerPointでプレゼンテーション資料を作る仕事を与えられたら、なんとかして作りますよね。「パワポが苦手なんで、できませんでした」というわけにはいかない。

取引先への発注メールも、「送れたら送る」ではなく、とにかく送るでしょう。

「朝8時に出勤」と言われたら、「来られたら来る」「8時に来られるように努力する」ではなく、とにかく来ますよね。

それが仕事として、プロとして何かをする意識です。

文章に対して、仕事として取り組む意識を高めましょう。

「苦手なんで」「書けたら書く」「書けるように努力する」ではなく、とにかく書く。

「とにかく書く」にはどうするかを考えるなら、有効な思考です。


さあ、書きましょう。


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2017年04月25日

【声のサロン】今後の課題曲

●今後の課題曲リスト

「声のサロン」会員にご連絡です。

「Musica proibita」(S.Gastaldon)をじっくり歌い込みましたね。

今後の課題曲は、次のような感じで進めていきます。


・Gia il sole dal Gange(Alessandro Scarlatti)
・Ti voglio tanto bene(E.de Curtis)
・'O sole mio(E.di Capua)
・Passione(E.Tagliaferri)
・Vaga luna, che inargenti(V.Bellini)
・Sogno(F.P.Tosti)
・Torna a Surriento(E.de Curtis)
・Per pieta, bell'idol mio(V.Bellini)


以前に発表したものから少々変更があります。

今年はかなり負荷をかけてガンガン進めていく予定でしたが、かえってあっさり通り過ぎるだけになったらもったいないので、復習も入れながら新しい曲に取り組んでいきましょう。

歌うと気持ちいい名曲ばかりです。

次回は「Gia il sole dal Gange」。

古典歌曲は歌い込むほどに良さが分かってきますね。

じっくり歌って、良い発声トレーニングにしましょう。



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2017年04月24日

【新潟ガラコンサート】出演者のみなさん、お疲れさまでした

●課題を書き出しておこう

昨日は第2回新潟ガラコンサートでしたね。

出演なさった方はお疲れさまでした。

でも「お疲れさま〜」だけで終わるわけではありません。

発声・話し方のトレーニングをしている方にとって、ガラコンサートは「トレーニングの一環」という意味合いがあるからです。

ステージの上で大勢と向き合い、何かを伝えるのは、究極の「伝える場」ですね。

緊張感も強い。

だからこそ、「人前で話す、伝える、表現する」トレーニングにとって実に大きな効果があります。

昨日、ガラコンサート後に「素敵だなあ」と感じたのは、出演者のみなさんに感想を聞いたときに返ってくる答えが、「終わってホッとした」だけではないこと。

「気をつけようと思っていたのに、本番でうまくいかなかったことがいくつかあって、これからの課題です」

「来年の歌を決めたいので、相談に乗ってください」

「今年は練習が足りなかったので、来年に向けて1年かけてじっくり練習します」

と、意識が早くも1年先に向いているのです。

ガラコンサートを大きな節目と捉えず、自分の課題を見つけ出すための機会と捉えている。

もちろん緊張感や準備を考えたら大きな機会には違いないけれど、それでも「終わって燃え尽きた」という雰囲気ではない。

受験生が受験で燃え尽きて、せっかく合格して入学できたのに無気力になってしまう燃え尽き症候群や五月病なんてありますが、やっぱり「考え方」も影響するのでしょう。

「大きな節目」「ついにやり遂げた」「一段落ついた」という感覚があると、その先への継続が危うくなる。

受験は合格後が大事、就職活動だって入社後にどう働くかが大事。合格したから終わり、ではないんですよね。

途切れずに続いていく時間を意識すると、「積み重ね」ができます。

トレーニングは「積み重ね」ですからね。

さて、昨日の記憶が濃いうちに、振り返っておきましょう。これもトレーニングの一環ですよ。

本番では「こうしたかったのに、できなかった」「練習ではできたのに……」といった反省点があったでしょう。

それをすべて書き出しておいてください。

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2017年04月19日

【新潟ガラコンサート】ホールの響きを味わおう

●当日はホールの響きを堪能しよう

第2回新潟ガラコンサートまで、あと3日となりました。

出演者のみなさんは最後の調整に入っている頃でしょうか。

臨場感を得ようとドレスを着て練習をしている方もいるそうです。

「なんだか緊張してきてしまって……」という声も聞こえてきましたよ。

もうここまで来たら、やることはやったのだから、あとはもう、当日はリラックスして楽しみましょうね。

「今の自分」にできる精一杯をすればいいだけです。

「自己ベスト」という意味ではありません。ちょっぴり練習しすぎて喉がイマイチなら、その状態での精一杯、という意味です。

調整がバッチリうまくいったらいったで、余裕をもってリラックスして楽しめばいい。

当日は「ホールの響きを味わう日」ですからね。

1年前よりもっと、「響き」を感じる余裕があると思いますよ。

もしかしたら、「響き」が初めて分かる方もいるかもしれません。

ステージを独占して、自分が出す声や音がホールと共鳴するなんて、なんと贅沢な時間でしょう。

ある演奏家は、「あんなに音響の良いホールで演奏できるなんて、うらやましい」と、都合で出演ができないのを悔しがっていました。

別の演奏家は、「いつも何人かで演奏するから、ホールの独占なんて贅沢すぎる」と話していました。

まさにそのとおり、「ホールを独占して響きを味わう」のは、そうそう体験できる状況ではありません。

楽しみましょう。

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